遺され村の美術展


堀尾貞治


堀尾貞治「葛川細川の石仏」 日本の各地には、お盆に里帰りした先祖の霊を再び冥土へ送り返す儀式として、山で送り火を焚いたり川にお供えを流したりする風習があります。この辺りの安曇川上流地域では毎年8月16日の朝、川原に石仏が並びます。 大小二つの石を積んで仏に見立て、茄子やきゅうり、トウモロコシなどをお供えをして皆で念仏を唱える。それが済むとお供えを川に流して石仏を倒し、そしてお盆が終わります。素朴な風習でしたが、十年ほど前にこの村では潰えました。 代わって、世界的に活躍されている具体美術の堀尾貞治さんがその石仏を描いてくれました。大切に祠に祀らせて頂きました。川原の石仏と一対の作品としてご鑑賞下さい。そして皆さんにも石仏を積んで頂けたら幸いです。

(文責 亜蛮人)

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